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筑波大学大学院 システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻:機械・土木・建築・航空・宇宙・原子力・電気・環境・エネルギー:修士課程・博士課程・追加募集
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社会人博士早期修了プログラム

最短1年で博士号を取得! 社会人のための博士後期課程早期修了プログラム

博士号を取得したYさんの体験談はこちらです

早期修了プログラムにより 最短1年で博士号を取得

一定の研究業績や能力を有する社会人を対象に、標準修業年限が3年である博士後期課程を『最短1年で修了し課程博士号を取得させるプログラム』 であり、“頑張る方”を大学として応援するものです(本学では、「早期修了プログ ラム」と称しています)。

最短1年で修了するためには、3年分の教育研究を1年で実施する必要があります。皆さんが既に有している研究業績を1年で如何に博士論文として まとめることができるか、入学してからの1年は相当厳しく、かつ、充実した 生活になると思います。 皆さんの頑張りを大学全体で応援します。

本プログラムは、最短1年で博士号を取得できるよう応援するものですが、 安易に早期の修了を認めるものではありません。そのため、本プログラム自体の評価を行うことで、授与する博士の学位の質を保証していきます。

早期修了_パンフレット

パンフレットはこちらです。

早期修了プログラムを履修するためには

早期修了プログラム履修希望者は、合格発表後入学手続き(3月下旬の予定)までの間に当専攻指定の書類を提出しプログラム適用の審査を受けることになります。

当専攻の指定する書類は、概要、業績リスト、達成度に関する自己評価書、博士論文の構想等であり、これらの書類を基に「一定の研究業績」を有する者か否かを判断します。なお、必要に応じて面接を課すことになりますが、審査及び審査手続き書類の詳細は、合格通知書と一緒に送付いたします。

この審査において早期修了プログラムの履修が適当でないと判断された場合は、通常の入学として取り扱われますので、課程修了のためには、標準3年の在学が必要となります。ただし、通常の入学となった場合においても、在学中に優れた研究業績を挙げたと認められる場合は、従来の早期修了制度の適用が可能となりますので、その場合においては、3年未満(1年半、2年等)での修了が可能です。
 →履修審査の詳細pdf

達成度評価システムとは

入学時、中間審査(入学後4ケ月以内)及び予備審査(入学後8ケ月以内)等の3ステージ以上において、課程博士の学位に相応しいレベルに達しているかを評価するシステムです(下図参照)。

【達成度評価】
課程博士の学位に相応しいレベルに達しているかを確認するために、達成度を以下の7項目に分類し、上記の3ステージ以上において、学生の自己点検及び教員による評価を行います。@知識・能力(専門分野基礎知識) A知識(関連分野基礎知識) B分析力(現実問題に対する分析力) C教養(広い視野) D総合力(問題設定解決能力)  E表現力(コミュニケーション能力と国際的通用性) F総合力(学術的成果)

早期修了_図1

対象とする方

一定の研究業績を有する社会人

入学時期

毎年4月

履修審査に必要な書類

FAQ

Q:博士後期課程と博士課程はどう違うのですか?また、博士前期課程でも博士号は取得できるのですか?

A:一般的に大学院は修士課程、博士課程と呼ばれていて、修士課程を修了後進学するのが博士課程です。本学で実施する「博士後 期課程早期修了プログラム」は、修士課程修了者が進学するいわゆる博士課程です。
博士前期課程はいわゆる修士課程ですので、博士号の取得はできません。
なお、博士前期課程、博士後期課程というのは、大学院5年を前期2年、後期3年に区分して設置したものであり、設置上の区分の名称です。

Q:修士号を取得していないのですが入学できますか。

A:博士後期課程の入学資格は修士取得ですが、修士同等での入学も可能です。
出願前に当該研究科の出願資格認定審査において、「本学において修士の学位又は専門職学位を有する者と同等以上の学力があ ると認められる者」と判定された場合は、修士同等として入学試験を受験することができ、合格した場合、博士後期課程に入学することができます。

Q:対象が「一定の研究業績を有する者」とありますが、どれくらくいの業績が必要ですか。

A:研究科・専攻によって異なりますが、概ね2編以上の査読付き学術論文が必要です。詳細は、研究科連絡先にお尋ね下さい。

Q:1年で取得した博士号は、質が低いという評価になりませんか。

A:本プログラムでは、課程博士の学位に相応しいレベルに達しているかを個々の学生毎に評価する「達成度評価システム」において定期的に検証するとともに、外部評価委員会を設置し学位授与プロセス全体を第三者が評価することで、博士号の質及び社会的評価の確保を行なうこととしており、同等若しくはそれ以上の質(水準)を有するとの評価を受け得るものと考えています。

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