本専攻について
専攻の特徴

構造エネルギー工学専攻(Department of Engineering Mechanics and Energy)では、主に力学に立脚した工学全般を教育・研究の対象としています。すなわち、従来の機械工学・建築学・防災工学・土木工学・社会基盤工学・環境工学・航空工学・原子力工学・電気工学・環境工学・エネルギー工学などを幅広く教育・研究します。
研究対象としては、航空機・ロケットエンジン・宇宙構造物等の航空宇宙機器、地震防災や建築構造物、河川・海岸・湖水・地盤などの水域および陸域環境、火力・原子力・MHD・新エネルギーなどのエネルギーシステム等が挙げられます。最先端のメカトロ技術や計測技術、コンピュータシミュレーション等を用いて、現象の物理的モデルの構築や各種機器の設計・製作を行っています。
本専攻では講座制を廃止しており、各教員が独立研究室を運営しています。各教員は、宇宙開発工学学域、エネルギー・環境学域、ディザスタ制御学域、マルチスケール固体材料工学学域のいずれかの「学域」(当研究科内における研究グループ)に属しており、研究発表や共同研究などを通して、緊密な協力体制を敷いています。
教育においては、講義科目として、構造・防災・信頼性工学、固体力学・材料工学、流体・環境工学、熱流体・エネルギー工学の各分野が設けられており、大学院生は多岐に渡る分野を横断的に学ぶことができます。また、配属された研究室における研究内容を発表する構造エネルギー工学特別演習・研究(通称「大学院セミナー」、必修科目)において、大学院生相互に研究内容を理解する機会が設けられています。
人材養成の目的「養成する人材像の明確化」

構造エネルギー工学専攻は、機械・建築・社会基盤・エネルギー・航空宇宙などのいずれかの工学分野において高度の専門知識を有するだけでなく、関連する周辺分野にも横断的な視野を持ち、種々の工学問題に対してグローバルな工学システムの視点から独自の問題解決方法を提案できる発想豊かな研究者および高度専門職業人の養成を目的とする。
教育目標「目的を達成するための目標の設定」

前期課程では、構造エネルギー工学専攻が対象とする分野について幅広い知識と基礎学問を身につけ、関連分野の課題を横断的な視点から捉え、本質的な問題を抽出して独自の解決方法が提案でき、その成果を国の内外に効果的に発信できる能力の育成を行う。後期課程では、上記目標のより高度なレベルに到達し、研究プロジェクトを適切に管理・運営することができ、社会で主導的な役割を果たすことができる能力を育成する。
求める学生像

機械、航空宇宙、建築、社会基盤、環境、エネルギーなどの工学分野に興味を持ち、人類の発展に貢献する発想豊かな技術者あるいは研究者を志す者。
学位

修士(工学)
博士(工学)
関係組織

教員組織 : システム情報系
担当学類 : 工学システム学類
照会先

- 構造エネルギー工学専攻について:
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- 松島 亘志(構造エネルギー工学専攻長)
- [e-mail] tmatsu***@**kz.tsukuba.ac.jp (***を除いてください)
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- 事務室
[住所] |
〒305-0006 茨城県つくば市天王台1-1-1
筑波大学 中地区 第三エリア 工学系学系F棟 3F300事務室
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[tel] |
(029)-853-5059/5203 |
[fax] |
(029)-853-5207 |
専攻WEBサイトについて:
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- 金川 哲也(構造エネルギー工学専攻広報委員)
[e-mail] kanagawa***@**kz.tsukuba.ac.jp (***を除いてください)