阿部豊教授および藤原暁子講師研究指導下のシステム情報工学研究科修士1年生の佐野祐太君が、平成19年4月22日から25日にかけて名古屋国際会議場にて開催された第15回原子力国際会議(ICONE-15)のStudent Competition Sessionにおいて、Best Paper Award を受賞いたしました。ICONE-15は、世界40カ国から684人の参加登録があった当該領域を代表する国際会議です。Student Competition Sessionは、各国からの参加希望学生の中から選抜し、学会が参加費・旅費・滞在費を負担して運営されるもので、今回は世界各国から51名が選抜されました。このStudent Competition Sessionでは、会議での口頭発表ならびにポスター発表の両方が課され、Best Paper Awardは、その両方を評価し授与されるもので、ポスター発表に対しては一般参加者からの投票結果も加えた評価が行われ、最終的に4名が表彰されました。佐野裕太君は日本から唯一人の表彰者で、表彰状と副賞のクリスタル製の表彰盾と備前焼の湯呑が授与されました。この受賞では、内容的なものだけでなくプレゼンテーションならびにコミニュケーションについても極めて高い評価を受け、博士課程学生の講演が多数あった中での最年少の受賞となりました。