OBインタビュー 上田康裕さん
「粘性流れの力学」
粘性流体の流れの特性を明らかにする講義。粘性流体の流れについて、主として解析的な側面から、その一般的特性を明らかにするものです。
「宇宙エネルギー資源論」
近未来、枯渇すると考えられる地球上のエネルギーや資源を補うため、太陽光発電等、宇宙に無限に存在するエネルギーや資源を利用するための最先端技術の概要と、その発展の可能性を論じています。
「村上研究室のゼミ」
僕の研究は超流動衝撃波管装置を用いて超流動ヘリウムの高度に非定常な相転移現象や熱流動現象の解明を目指すものでした。村上研究室では、毎週自分の研究発表があり、人前で話すことに慣れるいい機会でした。
僕自身は、内部からの進学ですが、理系の研究科は地道な実験の積み重ねの毎日です。受験準備も含めて、毎日の積み重ねが大事だと思います。
僕のように自動車メーカーでエンジン設計や安全装置の開発を行なっている人、重工系の会社に就職しロケットや飛行機の開発に関わっている人、風力発電のプラント設計や航空機のパイロットになった人など様々です。
学校と住むところがみんな近いので、自分も便利だし、みなが仲良くなりましたね。また環境が落ち着いているので、研究に没頭するには、非常に適していますし、周囲に民間の研究所が多いのも何かと便利です。