ベンチュリ管内混相流現象
Multiphase flow phenomena in a Venturi tube
ベンチュリ管内は収縮部、喉部および拡大部から構成されており、管内の流体はベルヌーイの定理にしたがって流れています。 一方、混相流とは気体(気相)や液体(液相)の中に、固体(固相)、液体、あるいは気体が界面で区別されて存在する流れのことです。 ベンチュリ管内における特徴的な混相流の流れを活用してマイクロバブルと呼ばれる直径100μm以下の気泡を発生させることが本研究の目的です。発生したマイクロバブルの気泡径は、ベンチュリ管内の流体速度や供給している気体の流量に影響されています。本研究室では、高速度カメラや圧力計などを用いてベンチュリ管内の流動現象を明確し、マイクロバブルの発生に最適な条件を調べています。本研究で得られた結果を様々な分野に応用し、マイクロバブルに関わる技術の効率を高めることを望んでいます