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Bond Splitting Behavior of RC Members


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[文献]

補強コンクリート(RC)構造は、コンクリートと補強筋(鉄筋)が一体となって挙動することにより 十分な性能が得られる。補強筋が高強度であったり、量が過大であったり、コンクリートが低強度で あったりすると、コンクリートと補強筋の一体性が失われ、補強筋の周りのコンクリートが割り裂か れて破壊に至る。これを避けるために、その挙動を詳細に把握する必要がある。
実験方法
梁部分の一部(補強筋1本とその周りのコンクリート)を取り出したコンクリートブロックにひび割れ 誘発のためのスリットを設け、補強筋を引き抜くことにより加力する。
付着割裂破壊
破壊状況(スリットに沿ったコンクリートのひび割れ)
実験方法2
梁部分の一部(主筋1本、横補強筋1本とその周りのコンクリート)を取り出した試験体で 横補強筋に力を加えながら主筋を引き抜く。
付着割裂破壊
破壊状況(スリットに沿ったコンクリートのひび割れ)