科学研究費補助金 基盤研究(B) 課題番号26289150 高圧下における地盤材料の圧縮、せん断と固化の 松島亘志(筑波大学システム情報系) ●研究分担者: 波多野恭弘(東京大学 地震研究所) 渡辺圭子(立命館大学 理工学部) 別府万寿博(防衛大学校 システム工学群) 北島弘子(独立行政法人産業技術総合研究所 活断層・火山研究部門) ●概要: 高圧下の粒状体の複雑な巨視的物性(圧縮・せん断・固化特性)を、粒子スケールの力学(粒子破砕による粒度や粒子形状の変化、それに伴う粒子骨格構造変化、細粒分粒子の付着力による固着力など)から導く理論を構築する。 地盤工学、衝撃工学、地球科学、材料科学、粉体物理学の研究者が協力し、粒状体の高圧載荷実験を系統的に実施し、マクロな力学応答と粒子物性変化情報を取得する。 更に、粒子スケールの数値シミュレーションと比較することにより、幅広い条件下で成立する統一的なマイクロメカニックス構成モデルの枠組みを構築する。 得られる成果は、地震断層面の力学・透水特性評価、衝撃荷重を受ける地盤の力学特性評価、固体惑星表層土の物性評価と惑星探査技術への還元、未固結土砂と堆積岩の間の循環プロセスの理解などに役立つ。 平成26年度: 第1回会合 (2014/05/22 13:00-18:00 産総研中央第7 7-1-810会議室) ●資料 |