私はかなりスポーツをしています.週2, 3回はバドミントンをしていますし,スキーシーズンの週末はスキー場にいることが多いです.それも楽しくストレス解消(^^)という感じではなくて,バドミントンは未だに(^^;勝つため,強くなるためにやっていますし,スキーはうまくかつ速く滑れるようになるためにやっていて,準指導員などというものも受けています.まあ,どっちも大したレベルではないですが(^^;.
こういう話をすると,必ずと言っていいほど言われるのが,「健康的でいいですねー」ということです.でも(残念ながら)実際は全くそうではありません.なぜなら「スポーツは体に悪い」からです.
こういうことを言うと,未だに「えー!」っと驚かれることが多いです.スポーツが体に悪いということはかつてベストセラー(たくさん売れた本が「ベスト」というのも変な話だが.あ,でもベスト「セラー」だからいいのか(^^;)になった「脳内革命」という本にも書いてありましたし,運動すると活性酸素が発生して体を傷つけるということは,テレビのいろんな健康番組(^^;でやっているのですが,まだまだ広くは浸透していないようです.
「ストレス解消に気持ちいい汗をかく位なら体にいいんでしょう?」という人もいます.いやいや,それでもまだまだ体に悪いのですよ.一時期ジョギングブームというのがありましたが,ジョギング健康法を提唱した本人(確かアメリカ人)がジョギング中に倒れて亡くなった,というしゃれにならない結末とともに終わりを告げました.
では,どの程度の運動が「体にいい」のでしょうか?ご存じの方もいらっしゃると思いますが,「早歩き」程度と言われています.「額にうっすら汗をかく程度」という言い方もします.実は,この情報も一部には浸透しているようで,よく道ばたをしゃかしゃか(^^;早歩きしている人を見かけます.その人はおそらくその「健康法」を実践しているのだと思います.
でもちょっとやってみればわかりますが,「額にうっすら汗をかく程度」というのは,ほんとに「ちょっと動く」という程度で,スポーツなどをしたら遙かにその程度を越えてしまいます.それに,そんなにちまちま動いていたんでは,楽しいわけがありませんよね(まあ中には楽しい人もいるでしょうけど(^^;).
このことは何を意味するかというと,スポーツや運動をしたくない人が無理して「健康のために」スポーツや運動をすることは全くナンセンスということです.ですから「健康のためだけ」に嫌なのを我慢してスポーツや運動をしている人がいらっしゃいましたら,今すぐやめることをお勧めします(^^).「スポーツは体に悪い」ので,スポーツや運動が嫌いな人はある意味ラッキーとも言えるのです.
もし,体重が増えて健康のためにダイエットする必要があるので「仕方なく」運動しているのであれば,食事の量を減らす方がはるかに有効です.減らし方には要領があり,例えばコーヒーに入れる砂糖をやめる,あるいは,ノンシュガータイプにする,などというのは効果が低く,そんなことするのなら白米を一口減らす方が効果があります(同じ重量の砂糖と白米のカロリーは何と2:1なのです).歳を取ると基礎代謝は確実に減っていきますので,ずっと同じ量を食べ続ければだんだん太ってくるのは当たり前なのです.
しかし,食べたいのに食事の量を減らせばストレスが溜まり,それが活性酸素の発生にも繋がります.逆に,ストレスが溜まれば,それが食欲に繋がることはしばしばあります.よく「結婚して幸せ太り」と言いますが,「幸せ太り」はありえない,という説が有力です.実は,結婚は人生の中でなんと肉親の死の次にストレスがかかる出来事なのです(結婚して太った人は胸に手を当てて考えてみましょう(^^;).
結局は,食事,運動,ストレスのバランスが大事で,最も大事なのはストレスをいかに押さえるか,いかに気分よく生きていくか,ということだと思います.
話が少し横道にそれてきました.要は,スポーツや運動を「健康のためだけ」にやるのはナンセンスだということです.やりたくもないのにスポーツをすると,体を動かすということと,やりたくないというストレスの2重の要因で活性酸素が発生してしまいます.その後,運動した分余計に食べたり飲んだりしてしまえば3重の要因になり,もう最悪です.
では,体に悪くてもスポーツがしたい人はどうすればいいのでしょうか?私はやりたきゃやるしかない(^^;と思っています.なぜなら,スポーツをしたいのに我慢してやらないとストレスが溜まるからで,ストレスもまた活性酸素発生の原因の1つ,というか最大の要因なのです.
でも本当は,スポーツをしないで我慢することのストレスと,スポーツをすることによる活性酸素の発生を天秤に掛けてどうするか再考する必要があるでしょう.激しい運動はやめて,ほんとに軽くやるだけにするという方法もあるかもしれません.実は私は「スポーツが体に悪い」と知ったとき,そうしようかと少し悩みましたが,結局できませんでした.スポーツの,単に体を楽しく動かす,という以上の,自己実現にも繋がる奥深さを知ってしまっていたからです.
でもスポーツをするのであれば,体を動かすことによる活性酸素の発生を押さえる努力はすべきでしょう.私はいわゆるサプリメントを使っています.ここのところはサプリメント処方箋で詳しく述べたいと思いますが,ポイントはサプリメントはちびちび(厚生労働省が推奨するくらいの量),あるいは,時々(1日1回くらい)使っても効果はない,ということです.
「スポーツは体に悪い」とわかっていて,それでもなおスポーツをするのは,自殺行為にも思えますが,まあ生きていくこと自体が体に悪いと言えなくもありません(^^;.呼吸したり食事をしたりすれば必ずある程度は活性酸素が発生する一方,当然のことながら呼吸しないで,食事をしないでは人間は生きていけません.長野県の平均寿命が長いのは高地にあって空気が薄いためだ,という説があります.また食べる量(具体的にはある栄養素,特に脂肪)がある一定値に達すると寿命が来る,という説もあります.それに,スポーツは体を傷つけてまでする魅力があるとも思いますし,まあ究極的には人生所詮退屈しのぎですからね(^^;.
実は,以上のような話をすると,「そんなこと知らない方がよかった,せっかく気持ちよく体にいいと思ってスポーツしていたのにー!」って,結構不評なのです(^^;.でも何も知らずにスポーツをしてどんどん体を傷つけるより,ちゃんと「スポーツは体に悪い」ことを認識して,サプリメントを取るなどの対処をした方がいいと私は思います.だって,別に長生きしたいとは思いませんが,病気で苦しむのはやっぱり嫌ですよね.