全日本教職員も今年で4回目です.1年目はベスト16まで行きましたが,その後,つくばに移ってからは,2年連続初戦負けと全くぱっとしません.つくばに来てから地震が頻発して忙しすぎるというのもありますが,筑波大バドミントン部という練習環境には恵まれていますし,まあ仕事が忙しいなどというのは言い訳にはなりません.でもなんかつくばに来てからだめなんだよなー.なんでだろ?幸いもうすぐつくばエクスプレスが来て東京に気軽に行けるようになるので,東京にいた頃練習していた人達と久しぶりに打ってほんとに弱くなったのかどうか「キャリブレーション」してみよかな.
ただ,今年はトーナメント表が送られてきた瞬間に「終わって」しまいました(T_T).1回勝つと第1シードの江藤さんという「当たり」でした.第1シードの江藤さんは,全日本教職員のみならず,全日本シニアのチャンピオンなので,まあはっきり言うと40代で日本一バドミントンが強い人です.私の目標はベスト8なので,ここでも書いていますが,そんな雲の上のレベルは目指している場合でもありません(^^;.ただ,全く試合にならないようでは「当たり」が悪くなくてもベスト8になど入れるわけありませんから,1回勝ってどの位通用するのか通用しないのかは少し楽しみではありました.
江藤さんとちゃんと試合をするには,初戦を余力を残して勝ち上がる必要があります.去年のようにファイナルの最後の最後まで死闘をやっているようではだめです.ということで,早く終わらせるべく最初から飛ばして行きました.その甲斐あって,1ゲーム目はあっという間に大きくリードします.これはちゃんとしたコンディションで江藤さんと試合できそうだな.そう思った瞬間,相手からクレームが入ります.サーブがフォルトではないか,ということらしいです(ロングハイサービスなのに).主審にクレームをつけているのですが,主審はフォルトではない,と判断してそのまま続行しますが,相手はしつこくクレームをつけてきます.そして,とうとう審判長を呼んで協議が始まってしまいました.主審は勉強不足でよくわからないと言っています.審判長は最終的にはあなたが判断してください,と言って帰っていきました.
クレームの内容は,サービスのバックスイングで動きが止まる,ということのようです.私も全日本や関東,県大会,都大会などいろんな試合に出てきましたが,そんなことを言われたのは初めてです.ルールによると,「一連の流れの中で」サービスを打たなければならない,とのことですが,サービスの途中で動きを止めてるつもりなど全くありませんし,やれと言われてもできません(^^;.第一「一連の流れの中で」って何でしょうか?そんな曖昧なことが競技規則に書いてあるのでしょうか?
ということで,帰ってきて競技規則について調べてみました.ここにあります.9.4と9.1.7が対応しますね.つまり,「サーバーのラケットヘッドの最初の前方向の動きはサービスの開始」であるので,私が一瞬止まるとクレームをつけられたバックスイングのマックスの位置が「サービスの開始」なわけです.つまり,百歩譲って一瞬止まっているとしてもそこが「サービスの開始」なので,それ以降,「サービス(9.4項)を始めた後は、サービスを打ち終わるまで前に向かって動きを継続しななければならない」はしっかり守られているので,フォルトでも何でもないことがわかります.競技規則は実に明確に書いてあり「一連の流れの中で」などという曖昧な表現は一切ありません.
全日本教職員は,線審の中学生の誤審に散々悩まされてきましたが,もうそれは慣れました(^^;.中学生だしまあ仕方ないでしょう.常総の木内先生は全日本教職員では線審の誤審は必ずあるので(^^;それにペースを乱されないことが大事とよくおっしゃっていました.しかし,今回の誤審は(おそらく)ライセンスをもっている(はずの)主審のことなので,かなりひどい話です.自分で勉強不足と認めるのなら,少なくとも「疑わしきは罰せず」が原則でしょう.しかし,私も最大限気をつけながらサービスを続けましたが,得意げに何度もフォルトを取られました.フォルトをとられても「一連の流れの中」ではない,という非常に曖昧なことが理由なので修正のしようがありません.
そんな感じで1ゲーム目はなんとか取りましたが,2ゲーム目は取られファイナルになってしまいました.バドミントンはサービス権がないと得点できないので,サービスのフォルト(それも誤審)を取られるのはかなり致命的です.ファイナルはかなりリードしましたが,結局追いつかれセッティングで取られました.ていうか,セッティングになった時点,いや,ファイナルになった時点でもう今回の全日本教職員は「終わって」いました.
私の目標は初戦突破などではなく,あくまでベスト8なので初戦でもたもたした時点でもう終わったようなものです.今回は,2回戦が江藤さんだったのでそれは尚更のことでした.初戦の相手の人はとても礼儀正しく感じのいい人で試合後,「私のベストゲームでした」と声をかけていただきましたが,正直,サービスにしつこくクレームをつけてくる,という態度に好感はもてませんでした.彼が競技規則を熟知し,明らかにフォルトであるのなら,もちろん従わざるを得ませんが,彼がクレームをつける理由は「タイミングが合わない」が理由でした.そして競技規則によれば明らかにフォルトではありませんでした.
スポーツなので勝ち負けはもちろん大事ですが,勝つためにはなりふり構わず手段を選ばない,という考え方は私の最も嫌うところです.バドミントンプレーヤーであるまえにちゃんとした人間であり,俗な言い方ですが,紳士でなければならないと思っています.それは阿部先生もたびたびおっしゃっていたことでした.
しかし,そうは言っても要は私が力不足であることは否定のしようがありません.トーナメントなので半分は初戦負けするわけで,つまり,半分は初戦突破を目標としてくる人達なので,そういう人達は初戦からなりふり構わず挑んでくるでしょう.最終的にベスト8入りするには,そういう人達に対しても余裕をもって,退けられる力がやはり必要だと痛感させられました.実際,ベスト8入りしているような人は初戦はほとんどあっさり勝って勝ち上がっています.私が16入りしたときも初戦はあっさり勝ち上がり,シード選手との試合に全精力をそそぎ込むことができました(そこで体力を使い果たして次であっさり負けましたが(^^;).
一方,私に勝って勝ち上がった人は次の江藤さんとの試合は,もう目標を達成した?のか,ファイナルセッティングの死闘?で疲れ果てていたのか(実際足を引きずっていた),まるでものけのからのようなプレーであっさり負けていました(単に全く歯が立たなかったのかもしれませんが(^^;).全日本チャンピオンと公式戦で試合ができるという非常に貴重な機会なのに,そんな試合するのなら私に代わりにやらせてくれ,と正直思いました.
繰り返しになりますが,私の目標はあくまでベスト8です.断じて初戦突破などではありません.はっきり言って今の私の力でベスト8が目標というのは,身の程知らずでしょうが,ベスト16までは行ったことがあるので,既に達成したライン以下が目標になどなるわけがありません.しかし,今の自分の力はそれに遥かに及んでいないということも事実です.ベスト8入りするには少なくとも3〜4回は勝たなくてはいけません.初戦でもたもたしているようでは話にならないわけです.東京にいた頃,よく相手をしてもらっていた松井さん(当時,やはり40代全日本チャンピオン)もトーナメントを勝ち上がるにはペース配分が必要とおっしゃっていました.
そんな感じで,今年も非常に不本意な結果に終わってしまいましたが,ここでも書いているように,あくまで目標に向かって,創意工夫を行い,練習することが私のバドミントンライフ?なので,また次の試合に向けて練習するだけです(といってもそんなに練習できるわけでもありませんが(^^;).
つくばへの帰りに,去年,筑波大バドミントン部を卒業(もちろん筑波大大学院の修士も(^^;)した純平君がつくばに寄りたいので乗せていってください,と言うので(彼は今北海道にいて,今回の全日本教職員に北海道代表で来ていた),彼を乗せて,バドミントンなどいろんな話をしながらつくばに帰ってきました.2時間くらいでしたが,いろんな話ができて楽しかったです.彼も社会人になってもバドミントンのプレーが続けられるという喜びを感じているようでした.筑波大バドミントン部でいっしょに練習した学生が卒業して,その後もプレーを続けて,全日本教職員などで再会できるのはとても嬉しいことです.来年は,初戦など楽々突破できるような力をつけて試合に臨めるように(実際の結果はともかく)これから1年また頑張ろうと思います.
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