筑波大学大学院 システム情報工学研究科 構造エネルギー工学専攻 燃焼研究室 |
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燃焼研究室は2026年3月の西岡の定年退職をもって29年間の活動に幕を下ろします。 |
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本研究室では、反応性ガス力学(化学反応を考慮した気体力学)に基づき、実験と詳細反応数値計算を用いて、火炎の安定性や構造、超希薄燃焼、超低品位燃料燃焼、着火現象など、燃焼に関する様々な研究を行っています。実用の燃焼機器やエンジンそのものを開発するのではなく、装置中で生じているきわめて複雑な燃焼現象を可能な限り単純化し、その現象のメカニズムを科学的、理論的に解明することを目指しています。真に革新的な技術の芽は基礎研究の中にこそある、という信念のもとに研究を行っています。原子力エネルギーに大きく依存することに対して国内で慎重論が広がり、結果的に一次エネルギーの大部分を化石燃料に頼っている現状においては、燃焼機器の効率や汚染物質排出特性を改善することは、社会に対して非常に大きなインパクトを与えます。また、カーボンフリーなバイオ起源燃料や現状では使えずに捨てざるを得ない低品位燃料を高効率かつ安定に燃焼させることも、エネルギー問題や地球環境問題の解決への貢献につながります。
所在地: 305-8573 茨城県つくば市天王台1-1-1 筑波大学第三エリア 教員室 3F213, 実験室 3D114-2, 学生室 3D114-2 & 3D115
主な装置:レーザ誘起蛍光法計測システム(Nd:YAGレーザ,色素レーザ,ICCDカメラ) PIV計測システム(ダブルパルスYAGレーザ,CCDカメラ), 化学発光式NOx計1台,ガスクロマトグラフ2台, 数値計算用Linuxサーバ10台 |
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