Abstract
防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター(E-Defense)で開発が進められている数値震動台 (E-Simulator)は,建築,土木構造物の解析に必要な構成則や破壊法則を組み込んだ汎用的な並列有限要素解析ソフトウェアとなる.E-Simulatorの開発は,並列有限要素解析コードADVENTUREClusterをベースとして進められている.本研究では,E-Simulatorによる4層鋼構造骨組の仮想震動実験(地震応答解析)の結果と,骨組解析の結果を比較する.