正式名称:
日本ロボット学会
手の巧みさ研究専門委員会 (Special Interest Group on Dexterity in Hand)
目的:
「手」はヒトの知や器用さが最も顕著に表れる身体部位である.ところが,手そのものや,手と脳との関連,
さらに手を通して表現される巧みさや知を理解しようとした場合,以下のような多くの関連分野・学際分野の
共同研究や協力が必要となる.
(1)運動生理学,脳生理学,理学療法・リハビリテーション学.
(2)霊長類学,自然人類学,動物学.
(3)心理学,認知科学,教育学.
(4)舞踊,工芸,音楽,マジック,芸術,芸能,スポーツ運動学.
(5)計算論的脳科学,生体工学,画像処理,バイオメカニクス,ロボティクス,制御工学
などが該当する.
「手」を理解し,また,工学応用に結びつけるためには,「手」に関わる多分野の研究者を結びつけるような
研究委員会が不可欠である.手の巧みさ研究専門委員会では,人間と機械の「手」に関する学際分野・分野横断
的な研究会の開催や討論などを通して,ヒトの手における器用さとは何か,巧みな動作をヒトがどのように獲得
しているかについての洞察を深め,また,ロボットハンド・マニプレーション技術への応用に関する新しい知見
を模索する.
問い合わせ先:
筑波大学大学院システム情報工学研究科 星野聖(hoshino
esys.tsukuba.ac.jp)